「リビルトパーツ」とは、自動車の中古部品を再利用できるように整備・検査したもののことをいいます。
中古部品を安全に再利用できるため環境に優しいだけでなく、新品部品よりも安い価格で手に入るとあって、今大きな注目を集めています。
この記事では、リビルトパーツについて詳しく解説するとともに、利用する時の注意点もご紹介します。リビルトパーツについて理解を深めるために最後までお読みいただき、維持費を抑えつつ自動車を安全に利用できるようにしましょう。
注目が集まるリビルトパーツとは？
「リビルトパーツ」とは再構築された自動車部品のことで、簡単に言えば中古部品を意味します。
しかし、ただ単に中古部品をそのまま使用するのではなく、再利用できるように整備してから機能に異常がないか検査し、一定基準をクリアしたものだけをリビルトパーツと呼びます。
自動車のエンジンやセルモーターといったパーツは、中古部品であっても整備次第で限りなく新品に近い状態にまでよみがえらせることが可能です。分解してから洗浄し、消耗したり破損したりしている部分は新しいものに交換したリビルトパーツは、一見しただけでは新品のパーツと区別がつかないほどです。
リビルトパーツは新品ではないものの、十分な機能を持っており、中古部品よりも安全性が高いのが特徴です。そんなリビルトパーツを利用する人が近年増えていて、大きな注目を集めていますが、その理由は次の2つです。
環境に優しい
世界中で持続可能な開発目標であるSDGsへの取り組みが行われていますが、リビルトパーツを利用すると、中古部品を安全にリユース・リサイクルすることに繋がります。
まだ利用できるパーツを大切にする、環境に優しい取り組みとして、リビルトパーツは今後さらに普及が拡大していくことでしょう。
財布に優しい
リビルトパーツは、環境に優しいと同時に新品部品よりも安いコストで提供されるので、財布に優しい一面も持っています。
自動車の整備や点検といった維持費はけっして安くありませんが、新品ではなくリビルトパーツを利用することによって費用を抑えることが期待できます。
リビルトパーツを利用する時の注意点とは？
地球に優しいだけでなく財布にも優しいリビルトパーツですが、利用する際には気を付けるべき注意点があるので、ご紹介します。
注意点を理解した上でリビルトパーツを選び、判断に迷う場合は整備工場のスタッフに相談するようにしましょう。
周辺パーツも同時に交換が必要となるケースがある
自動車は年月の経過よりも走行した距離によってパーツの摩耗が進みます。そのため、走行距離が長い自動車ほど修理箇所が多くなる傾向にあります。そのような自動車は、ある箇所でパーツ交換が必要になった場合に、同時に周辺パーツの交換も必要となるケースが少なくありません。
リビルトパーツ自体は新品のものと比較して価格を抑えることができます。しかし、周辺パーツまで合わせると想像以上に修理費用がかさむ可能性があることを覚えておきましょう。
リビルトパーツを取り扱っているか事前の確認が必要
リビルトパーツは、すべての整備工場で取り扱いがあるわけではありません。そのため、リビルトパーツを利用したい場合は、事前にその整備工場での取り扱いがあるかどうか確認することをおすすめします。
整備工場のスタッフとの相談が不可欠
「摩耗しやすい箇所には新品のパーツを選んだ方がいい」「このパーツはもう少し利用できるけれど、これだけはリビルトパーツでいいから早急に交換した方がいい」など、リビルトパーツを利用する際には整備工場のスタッフとの相談が不可欠です。
プロならではの視点で自動車の現在の状況を説明してもらうと、リビルトパーツを選ぶべき箇所やタイミングが分かります。安全に自動車を利用するために、分からないことがあれば相談するようにしましょう。
まとめ
リビルトパーツとは中古部品を整備・検査して安全に再利用できるようにしたものです。環境に優しいだけでなく、新品部品よりも価格が抑えられて財布に優しいとリビルトパーツを選ぶ人が増えています。
リビルトパーツを利用する際には、周辺パーツも同時に交換が必要となり費用がかさむ可能性があります。また、リビルトパーツはすべての整備工場での取り扱いがあるわけではないため、事前確認が必要です。整備工場のスタッフにリビルトパーツを選ぶ箇所やタイミングを相談することも大切です。
長崎県佐世保市にある「大谷モータース」は、自動車の整備と販売を行っている会社です。ボディパーツから電装部品、エンジン部品、駆動・足回り部品まで幅広いリビルトパーツの販売・交換も行っております。リビルトパーツのことなら弊社にお任せいただければと思いますので、お気軽にご相談ください。お客様の愛車の状況を丁寧に確認して、最適なご提案をさせていただきます。皆様のお問い合わせをお待ちしております。
