今注目が集まっているリビルトパーツを選ぶべきか迷っている人は多いのではないでしょうか。
自動車の中古部品を再利用できるように整備・検査したリビルトパーツには、3つのメリットと2つのデメリットがあります。
これらのメリットとデメリットの両方を知ることによって、リビルトパーツを選ぶか決める際の判断材料にしていただければと思います。
リビルトパーツのメリットとは？
自動車の中古部品を再利用できるように整備・検査したのがリビルトパーツです。新品や中古ではなくあえてリビルトパーツを選ぶメリットには以下の3つがあります。「リビルトパーツってどんなもの？」「何がいいの？」という人は多いと思いますが、この機会にその素晴らしさを知っていただければと思います。
費用が安い
リビルトパーツを選ぶ一番のメリットは、費用が安いことです。その費用はパーツによって異なりますが、新品よりも20～50％も割安になります。最大半額でパーツ交換ができるというのは、見逃せないことではないでしょうか。自動車の整備費用は高いイメージを持っている人は多いと思いますが、リビルトパーツを選ぶことで大幅に費用を抑えることができます。
安全性が高い
「もとは中古部品なのに、性能は問題ないの？」「費用が安いということは、すぐにまた交換が必要になるのでは？」と、不安に思う人もいるのではないでしょうか。
リビルトパーツは、中古車の中からパーツを取り出してボルトやナットに至るまで徹底的に分解してから洗浄します。そして、摩耗している箇所や破損している箇所を交換し、整備した後に検査を行い、一定基準をクリアしたものだけが利用されます。そのため、中古部品よりも安全性が高くなります。
基準をクリアしたリビルトパーツは見た目だけなら新品と見まがうほどで、すぐにまた交換が必要になることはありません。リビルトパーツも新品と同じように、走行距離が増えて摩耗が進めばまた交換することとなります。
資源を再利用できる
リビルトパーツは、廃車や故障車の中から利用できるパーツだけを取り出して整備・検査したものです。これを選ぶことで限りある資源を有効に使えるだけでなく、廃棄物の削減にも貢献することができます。
日頃からリサイクルやリユースを意識している人は多いと思いますが、自動車整備においても資源を再利用することを心がけたいものです。
リビルトパーツのデメリットとは？
費用が安い上に安全性も高く、資源を再利用することに繋がるという3つのメリットがあるリビルトパーツですが、デメリットも2つあります。デメリットも理解した上で選ぶかどうかを決めるようにしましょう。
初期不良が起こる可能性がある
整備会社が販売しているリビルトパーツは整備・検査を経たものなので、機能に問題はありません。しかし、検査基準は法律によって定められたものではないので、整備会社の基準によっては初期不良が起こる可能性があります。
せっかくパーツを交換したのに初期不良が起これば事故に繋がりかねません。そこで、リビルトパーツを選ぶ際にはどのような基準の検査をクリアしているのかを確認する必要があります。新品と同程度の機能を保証しているリビルトパーツを取り扱っている整備会社を選ぶことをおすすめします。
リビルトパーツを取り扱っていない可能性がある
すべての整備工場においてリビルトパーツの取り扱いがあるわけではなく、メーカー専属のディーラーでは新品の部品しか取り扱っていないことが多いのが現状です。リビルトパーツを利用したい場合は、事前に普段利用している整備工場での取り扱いがあるかどうかを確認するようにしましょう。
また、整備工場によって品揃えにも差があります。自動車整備の際には事前に見積もりを提示されるはずなので、どのパーツであればリビルトパーツを利用できるのか確認することをおすすめします。
まとめ
リビルトパーツの最大のメリットは、新品と比較して費用が安いことです。費用は安いのに安全性は高く、おまけに資源を再利用できるので、今リビルトパーツを選ぶ人が増えているのです。リビルトパーツは、車の新しい選択肢のひとつとして今後も定着していく可能性が高いといえるでしょう。
一方で、デメリットは初期不良が起こる可能性があることとリビルトパーツを取り扱っていない可能性があることです。事前に取り扱いがあるか確認し、新品と同程度の機能が保証されているものを選ぶようにしましょう。
長崎県佐世保市にある「大谷モータース」では、自動車の整備と販売を行っています。弊社で取り扱っているリビルトパーツはボディパーツから電装部品、エンジン部品、駆動・足回り部品まであらゆるものを取り揃えておりますので、リビルトパーツの販売・交換なら弊社にお任せください。外観チェックはもちろんのこと、徹底した品質管理を行っておりますので、高い安全性を保証します。リビルトパーツに興味がある方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。
